カナダモントリオール日本月間

平成18年5月17・18日、カナダ・ケベック州との国交交流の強化、発展を主とする、日本月間が執り行われました。

民族衣装である「きもの」を通じ、日本の文化を理解して頂き、微力ながら国交友好のお力添えになれればとの思いを込め。「カナダ・モントリオール日本月間 2006」に参加致しました。

モントリオール日本総領事館から頂きました招聘状です

時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

さて、当領事館では、本年5月に予定されている一連の日本文化紹介及び交流促進事業は、我が国とモントリオールを始めとするカナダ・ケベック州との関係強化・発展にとり極めて意義深い事業と考えており、右事業の実施団体である「モントリオール日本月間 05  2006」実行委員会に対し、全面的な支援と協力を行なってきているところでございます。

この度、上記実行委員会より、貴協会のご協力を賜り、本年5月当地にて着物ショー及び展示を行う運びとなった旨承りました。

和服は我が国の心を象徴する貴重な財産です。

和服を紹介することは、当時の人々に我が国の心を紹介することに通じるものと確信しております。

当総領事館といたしましても、上記実行委員会へのご協力、ご支援について引き続き宜しくお願い申し上げます。

当地にて貴協会関係者ご一行様をお迎えできますことを楽しみにしております。

敬具

デモンストレーション

十二単(宮廷装束)から現代の本振袖に至るまでの着物の変遷を披露することにより、日本文化、歴史を理解して頂ければとの思いを込め着物デモンストレーションを執り行って参りました。

十二単

始めはどうなる事かと思いました。簡単に決定した『十二単』のモデルと言う任務。本番前はとても楽しんでいたのですが、舞台上では曲も耳にあまり入って来ない、息をすることさえ忘れるくらい緊張ばかり。

貫禄をいかに見せるか、十二単を着ての所作をどうするか、最後の見せ場(手品のような!!)“蛻”、頭の中は困った事になっておりました。
平安時代の優雅で格調高い十二単、皇室のご即位やご成婚に着る着物を、海外の舞台で着させてもらい、身に纏い、観て喜んでいただけた。そのような機会に恵まれ、与えて下さった事に感謝でいっぱいです。

色重ねの美しさ・重み・深み、横から後ろへの流線美、西洋にはない衣裳をどのように感じていただけたのでしょうか。先人より受継がれてきた着物という文化に、私同様感動してもらえたなら、尚嬉しい限りです。(下山加寿美さん)

花嫁

カナダでショーをするモデルが足りないと聞いて、行くしかないと思い参加しました。

花嫁衣裳もカツラも初めてだったので、重くて歩くのが大変でした。思っていた以上に会場が大きく、お客様も多く、とても緊張しましたが、多くの拍手を頂けて嬉しかったです。

まさか、海外で花嫁衣裳を着るとは思っていなかったので、本当に貴重な体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。
(福井裕起子さん)

小袖

日本を離れて、もう10年近くたちましたが、外に出てみると外国から見た日本、日本人としての自分のアイデンティティーについて考えさせられます。

今回、日本月間のイベントにより日本文化普及協会のみなさんと共演することができました。とても貴重な体験になったと思っています。

これを機に、日本の文化を自分の周りの人々に、すこしでも興味を持ってもらえたらと思います。(長崎県西彼杵郡 土田亜美さん)

振袖

桃山時代の小袖を担当したのですが、モデルさんは現地で初対面ということで、練習不足になるのでは・・・と少々不安をかかえてカナダに発ちました。

もっとも舞台上で着装するわけではないのでその点での気軽さはありましたが、モデルさんの美しさに助けられ着付けするのが本当にうれしく、楽しんでできました。それよりも急遽抜擢された幕引き係りの方も緊張し、いっぱい冷や汗をかきました。(友田久江)

今回の振袖の帯結びでは、「ひまわり」をイメージした変わり結びをつくりました。

モデルになって頂いた方は、容姿端麗で瞳が大きく可愛らしく赤の振袖がとてもお似合いになっており、ひまわりとの組み合わせもぴたりと合っておりとても、喜んで頂けました。舞台では、本当の花が咲いたかの様に華やぎ大変喜びを感じました。(十河弘美)