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着物愛好家が集う会

不定期で行われる、鑑賞会、認定式、懇親パーティーの模様をレポートします。

2015年5月24日(日)

認定授与式・懇親パーティー

平成27年5月24日(日)【大阪太閤園】にて第35回認定授与式及び懇親パーティーが執り行われました。

認定授与式

和装着装士
許状看板取得者

平成27年度春認定者数

○3級90名 ○2級68名 ○1級55名 ○着付師2級1名 ○着付師1級4名 ○助教授3級17名 ○助教授2級10名 ○助教授1級5名 ○和装着装士19名 以上、286名

奈良県知事 荒井正吾様からのご祝電です

“認定書授与式が盛大に開催されますことをこころからお慶び申し上げます。 本日認定書を授与される皆様方のご活躍を期待致しますとともに貴協会の今後ますますのご発展を祈念致します。”

生徒代表謝辞

 卯の花に、はや夏を思う季節となりました。 本日、このような盛大な修了式を開催して頂き、誠にありがとうございます。 受講料無料という魅力ある言葉の誘いから、気楽に始めた習い事でありましたが、早や八年、覚えの悪い私に先生方の丁寧で優しいご指導のおかげと感謝しております。 「袖振り合うも多生の縁」ことわざにもきものにまつわる言葉があります。 振袖コースから一緒に練習し、刺激を受けている友との出合いも縁であると実感しています。 きもの姿の華やかさ・美しさ・素晴らしさと「一期一会」の思いを込めておもてなしの心・和の心を大切に、日本の伝統美をひとりでも多くの人に感じてもらえたらと思っております。 今後ともご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。 本日はありがとうございました。 橿原教室 荒谷まさ代さん

懇親パーティー

許状・看板取得者による創作帯結披露です。

奈良教室
枚方・藤井寺教室
阿倍野
兵庫教室

和装着装士による着付け披露です。

奈良教室
枚方教室
橿原教室
阿倍野教室

創作帯結各教室代表作品です。

奈良教室 吉崎静子様

「ふたつの羽根にふたつのはばたき」

今年成人式を迎えた娘をモデルに、立て矢の帯を結びました。 小柄な体型を生かし、余った帯で立て矢の羽根の上にもうひとつ羽根を作りました。 三人姉妹の末っ子で最後の振袖です。上の二人もなんとか成人式に振袖を着付けましたが、四苦八苦でした。 三人目はビシッと格好良く着付けたいと思い、三女の大学入学と同時に着付け教室の門をくぐりました。 半世紀生きてきて、今まで何をしてきたのだろう、何が残ってる?と自分に問いかけ、ため息と共に過ぎた時間を感じました。 とりあえず四年。娘は大学で学び、何を掴むか、そして私は着付けを学び自分に何かを残せるか。 ふたつの羽根の立て矢を結び、親子二人ちょっと羽ばたけたらいいなと思います。

着付け:吉崎静子様
モデル:A・Y様

枚方教室 三木照子様

「お披露目を終えて」

枚方教室に通い始めて約2年、今回このような素敵な場所でお披露目をさせて頂く事ができてとてもありがたく思います。 これも、ひとえに繰り返し丁寧に教えて下さった先生方のお陰と感謝しています。 母の作ってくれたものを無駄にしないようにと始めましたがこのような場で皆様に見て頂けるシーンは全く想像できませんでした。 先生方に様々なアドバイスを頂いて、なんとか出来上がりました。 また娘が快くモデルを務めてくれ、お披露目の舞台を楽しんでくれたことも本当に良い思い出となりました。 まだまだ心技ともにスタートに立った状態だと実感しています。 どうぞこれからもご指導の程、よろしくお願い致します。

着付け:三木照子様
モデル:三木優果様

阿倍野教室 木下千尋様

「クレマチス」

モデルの方は背が高く現代的な方なので、それに負けぬように華やかで存在感のある結び方をしました。

着付け:木下千尋様
モデル:松本ルミ様

阿倍野教室 久保田直美様

「元禄立て矢」

着付けを習い出した頃は、正直ここまで続けるとは思っていませんでした。 もともと向上心を強く持っているせいか、一つの級を修了するたびに、もっともっと上手になりたいと思って続けていました。 そして、今年の成人式の着付けに紐取りとして参加し、先生や先輩方の様に着付けられるようになりたいと、強く思いました。 これからも1回1回のお稽古を大切に、精進していきたいと思います。

着付け:久保田直美様
モデル:N・C様

千里中央教室 今井優子様

「華麗」

3年前、外国の方々の前で着物を着る機会がありました。 着物姿にとても感激されて、素晴らしい!と言って頂きました。 その時に、私は改めて日本の伝統文化である着物は世界に誇れるものだと実感しました。 これだけ感動を与えられる着物を自分で綺麗に着られるようになりたい、人に着せられるようになりたい、と強く思いました。 お教室に通い始め、着物をきちんと着る事がいかに難しいか、どんな風に着付けをすると美しく見えるのかを学んでいくにつれ、この時間がとても楽しく夢中になれる時間になりました。 今日は同じ教室に通っている方にモデルさんをお願いしました。 いつも必ず着物を来て教室に来られる彼女は可憐で華やかなので、雰囲気に合わせて、お花をお文庫の上に飾ってみました。 この日を迎えられたのは、覚えるのに時間がかかり、気になりだしたらなかなか前に進めない私に、じっくり付き合って教えて下さった先生方のご指導の お陰です。そして、応援してくれた家族に感謝したいと思います。 ありがとうございました。

着付け:今井優子様
モデル:柴田康子様

藤井寺教室 M・T様

「茉莉花(ジャスミン)」

自分で着物を着られるようになりたいと思い通い始めた着付け教室、やっと振袖を披露することが出来ました。  茉莉花という花には、「あなたは朗らかで気品がある」という花言葉があるそうです。 私はもっと着付けの技術を磨きたい、気品のある女性になりたいと思いこの言葉を選びました。 最後に、先生をはじめ、藤井寺教室の皆さんのお陰でとても楽しく着付けを学ぶことが出来、ここまで来る事ができました。 それから今回協力してくれた家族にも感謝を込めて。ありがとうございました。

着付け:M・T様
モデル:R・T様

枚方教室の皆様で着物と洋服のTPOショー演じて頂きました。

洋服は着物地を仕立てられ着用されており、普段着から正礼装までの洋服と着物の違いをファッションショーを交えながらおもしろおかしくご説明頂きました。

日本文化普及協会
橿原教室 中辻紀久子先生より皆様方へ

平成27年春の認定式におきまして、各課程を修了され認定を受けられました 皆様、この度はおめでとうございます。 私の経験上、身についたものは決して無駄にはなりません。 今後も新たな目標に向かい新しい技術を身に付け、より一層、腕に磨きをかけられますことを楽しみにしております。 私自身、まだまだ勉強中ですが、これからも皆さんのお手伝いが出来ることを 心より幸せに思っております。

橿原教室
中辻紀久子先生