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着物愛好家が集う会

不定期で行われる、鑑賞会、認定式、懇親パーティーの模様をレポートします。

2013年7月26日(金)・27日(土)

舞妓遊び

7月26日(金).・27日(土)に京都南禅寺別邸『桜鶴苑』にて舞妓・芸子さんによる舞披露及び、男衆さんによる舞妓さんへの着装披露を行いました。

南禅寺別邸『桜鶴苑』

京都の東山にある臨済宗南禅寺派大本山南禅寺の西に位置しております。 南禅寺は正応4年(1291年)、亀山法皇(1249~1305)が自らの離宮を禅寺に改めたことに始まります。室町時代より、「五山之上(ござんのじょう)」という禅宗寺の中でも最高位を有し、京都の寺の中でも格式が高いものと言われております。勅使門・山門は重要文化財に、大方丈(清涼殿)は国宝として指定。石川五右衛門が「絶景かな」と賞賛した山門楼上も有名であります。そのほか、苑の近辺には南禅寺をはじめ平安神宮など名所観光地が点在し、人々に愛され続ける地でもあります。

お食事風景です。
料理長にお願い致しまして、学院オリジナル料理を御提供頂きました♪
舞妓・芸子さんの舞です。 雅な踊り姿に皆様見惚れておられました。
男衆さんによる舞妓さんへの着装披露です。
橿原教室 荒谷まさ代様より感想を頂きました。

舞妓遊びに参加して

橿原教室 荒谷 まさ代さん(橿原市在住)

舞妓さん、芸妓さんの着装は特別な世界で、花街の男衆さんの紐使いと足運びを見学出来た事は貴重な体験でした。 舞妓さん自身の着付けの知識も重要ですが、男衆さんとの呼吸もぴったりでカメラにおさめるタイミングを忘れてしまうほどでした。 舞妓は舞をする子どもという意味で十六~二十一才位までを指し、芸妓は芸事の達人であると言われており、定年はないそうです。 また武家文化と公家文化の違いから関東と関西で呼び名が変わり、関東では芸者、関西では芸妓と呼ばれています。 髪型や化粧などにも決まり事があり、舞妓の花簪も四季や月によって変わります。 花街の衣裳の知識や技術を知ることで、伝統の重みや美しさを感じたと同時に、華やかさと艶やかさのある粋な魅力の芸舞妓さんとのひと時でした。

永和教室 長澤育代様より感想を頂きました。

南禅寺・桜鶴苑にて – 舞妓さんの着付け

永和教室  長澤千代子さん(東大阪市在住)

暑さを忘れさせる涼しげな美味しい食事を終え、男衆さんによる舞妓の着付けを勉強しました。 着付けは、私達に理解しやすい様に、ゆっくりとしたペースで行われました。 使用する小物類は私達が日頃使っている物とは随分違い、舞妓姿だけでは想像もつかない着付けは、感動と共に正直、苦しくないのかなぁと思いました。 だらりの帯が5m有り、帯には御茶屋さんの家紋は入っており、帯止めにも拘りがあるとの事、花かんざしは毎月1日に季節おりおりの花をつけるとの事でした。 鮮やかさの裏には、日々数々のお稽古、苦労があるのだと思います。 一般の女子なら遊びに夢中な年頃で、以前、舞妓さんになる方が少なく、地方から来られ修行されていると聞いた事があります。 日本文化の雅やかさが失われない様、心から願っています。 私も一度、芸妓さんの衣裳を身に着けてみたいと思いました。 とても素敵な時間を過ごせました。