不定期で行われる、鑑賞会、認定式、懇親パーティーの模様をレポートします。
○講師3級・・・66名 ○講師2級・・・52名 ○講師1級・・・35名 ○助教授3級・・・20名 ○助教授2級・・・16名
○助教授1級・・・4名 ○許状看板・・・18名 ○和装着装士・・・7名 ○着付師1級・・・2名 ○着付師2級・・・4名
○きものコンサルタント・・・7名 ○教授・・・1名
以上232名
許状看板取得者
許状看板取得者
和装着装士取得者
きものコンサルタント
背中の扇羽根の線の流れを強調した結びになっています。 羽根の折ひだの大きさ、長短、多さ、真ん中のリーフの形など着物や帯により色々とバリエーションが楽しめます。 今回は少し羽根を少なめにして線の流れも半分にしました。 向かって左の線は裏をみせてアクセントにし、真ん中のリーフは二枚にして細かい変化を楽しんでみました。
【作品名由来】 こぼれ萩とは俳句の季語で、晴れ渡った秋空の下、こぼれんばかりに咲き乱れた萩の花の様子をいいます。 その様なすがすがしい帯結びに仕上げました。 【着付けへの思い】 着物の着付けはずっと以前からいつか習ってみたいと思っておりました。 なぜ、そんな風に思うようになったのか考えてみると祖母の影響なのではと思います。 祖母は普段から着物を着る人でした。 気難しい人でしたが着物を着て三味線片手に小唄を唄う粋なおばあさんでした。 早くに夫に先立たれ一人暮らしだった祖母の家をよく訪ねては、美味しい手料理と、お酒をふるまってもらい、チントンシャンと三味線の音色の中、夜中まで二人で楽しい時間を過ごしたものです。 そんな、祖母に憧れがあったのかもしれません。 2年前師走、先生とのご縁を賜り念願のきものの着付けを習い始める事になりました。 仕事や家庭のことが多忙だからこそ、趣味を持ち凛としていたい。 週に一度のレッスンはただただ楽しくて夢中になれるいい時間、充実した日々を過ごしています。 今後も楽しみながら自分の一番得手となるよう続けていければと考えています。 今日のこのような日を迎えられるとは考えてもみませんでしたが、すべては先生方のご指導のおかげです。 この場をお借りして御礼申し上げます。 また、このような式典をご準備下さった関係者の皆様、モデルになってくれた歩美さんありがとうございました。
【作品名由来】 ふわりと羽根を広げ可憐な蝶が、しあわせの四葉のクローバーにお花を乗せて、希望あふれる未来にひらりと舞たちます。 【作品の特徴】 古典柄の本振袖と帯は、モデルの井村さんご自身のものです。 今回のモデルさんの小柄で可愛い雰囲気を活かし、出来るだけ上目に羽根やお花などを形作ることでふんわりとしたボリューム感を出して、キュートな乙女の振る舞いにしました。 少女の様な可愛らしさを残しつつ、大人の女性としての品格ある美しい花が多くの人に幸せな夢を届ける事が出来ますように♪ 【感想】 橿原教室に通い始めて約2年、先生の丁寧なご指導とご助言で、今回このような素敵な場でお披露目をさせて頂く事ができ感謝の気持ちでいっぱいです。 日々のお稽古や懇親会等を通じて、着物の世界の奥深さを実感し、ますます着付けが楽しくなっているところです。 今後も素晴らしい「和のこころ」を大切に精進したいと思っています。 いつも、明るく楽しい中辻先生、温かく見守って下さる教室の皆様、本当にありがとうございました。 これからも宜しくお願い致します。
沢山の希望に胸を膨らませ、沢山の夢を描き、心を弾ませながらこの着物に袖を通し結婚式を挙げた四十年前の母。 何を思い、何を決意した事だろう。 「これから先長く永く着られますように…」 との思いを込められて作られたこの振袖を私も、姉達も節目の折には着付けて貰いました。 時代は変われど、晴れの日に身の引き締まる様な思い出纏い、気持ちを新たにするということは変わりません。 時を結び、人との縁をつなぐ着付けをこれからも私は続けて行きたいと思います。
さなぎから蝶になり飛び立つイメージで作りました。 モデルの娘も高校生…希望に向かって羽ばたいてもらいたいと思います。 母から嫁入りの時、持たせてくれた着物がタンスで眠っているのはもったいないと…自分で着られるようになりたいと思い入学しました。 娘に振袖を着付ける事が出来たらどんなに素敵だろうと思いながら…慣れないことに戸惑う日々ばかりでしたが、先生や先輩方の親切なご指導で、振袖科まで頑張ることができました。 今日は娘と一緒に舞台でお披露目が出来た喜びを感じております。 稽古不足を痛感する日々ですが、いっそう精進して行きますのでこれからもよろしくお願いします。
白のシンプルな帯で、冬に咲く薔薇をイメージした帯結びです。 差し色として帯締めと帯揚げを朱色にしました。 アクセントに、吉祥結びで飾り紐を作りました。 この着物も帯も、祖父が母にプレゼントしたものです。 十数年経った今も受け継いで、こうして発表できることをとても嬉しく思うと同時に、改めて人と人を繋ぐ着物の魅力に気づくことができました。
藤間様は藤間流で50年ほどご活躍されており、なんと5歳からなさっておられるそうです。 更に美容師や着付け、ヘアメイクなどの資格も持っておられ藤間流のみにとどまらず、様々な分野でご活躍されておられます。
坂口先生、栗林先生司会おつかれさまでした。
モデル 松尾里実さん