日本文化普及協会の行っている、文化交流・文化活動についてご報告いたします。
ご多忙の中お時間頂きまして誠にありがとうございました。
お方様にご負担のかからない様一枚一枚呼吸を合わせ、装束を重ね合わせてゆく所作とモデルさんの凛とした舞台度胸に感動いたしました。
今回の公演では各報道機関の方々においで頂き宮廷装束である「直衣」「十二単」を報道して頂いたことを大変うれしく思います。 当協会と致しましても民族衣装であるきものの普及、復興する為の活動を今迄以上に励んでゆきたいと思います。
第1回『華まつり』に寄せて 桜満開の境内で、十二単の華やかさが一段と美しく、花見でお集りの皆さんも思いがけない平安絵巻に魅了されていました。 神職が衣服を改め装束を着用するのは特別なときです。装束をつけて威儀を正し神前でお祭りをする姿に参拝者はいいようのない感動と深い感銘を受けられます。しかし神職の不心得から装束を正しく着れなかったとしたら、神様も、そこに居合わす人もどう思われるでしょう。 中国の春秋時代に著された『管子』の中に、「衣冠正しからざれば、則ち賓者粛まず」とあるように、神職である私たちにとっては決して忘れてはならない大切な一言があります。 それほど私たちにとっても『衣紋』は重要なものです。 今まさにその目標に向かって歩んでおられる皆様が、日本の永い伝統と技を引き継がれ、広く活動されていることに心から感謝申し上げますとともに、今回当社がそのお手伝いが出来ましたことを嬉しく思います。 これからも日本人に美意識を高め、自国の素晴らしい伝統文化をより多くの方に広めるため、更なるご活躍をお祈り申し上げます。
福井で初めての「華まつり(宮廷装束 十二単お服上げ)」の成功をご協力頂いた皆様、駆けつけて頂いた生徒の皆様、テレビや新聞で知り、来て頂いたお客樣方にお礼申し上げ心より感謝致します。 会場となった足羽神社は第26代継体天皇を祭祀る神社であって継体天皇末裔の馬来田宮司にも大変お世話になりました。 講師一同緊張の連続でしたが、モデルをされた人達も「やって良かった」と言って頂き「裳抜け」の時には客席から歓声も上がり「楽しかった、きれいだった」という声を聞くことができ、とても感動しました。 又、韓国の水原市議会議長訪問団の皆様にも見て頂いて国際社会に少しでも貢献できたことを嬉しく思います。 これから毎年2回3回と華まつりが続きますが講師一同一丸となって頑張ってゆきたいと思います。