日本文化普及協会の行っている、文化交流・文化活動についてご報告いたします。
平成19年6月26日に奈良県立磯城野高校内にて服装文化講習会を執り行いました。 【内容】 ・十二単の着装実演及び説明 ・袴の着装指導
泉尾 佳君弥様
今日は前々からすごく楽しみにしていました。 服飾の文化は、授業で教えてもらっていたので、多少の知識もあり、話していただいた内容も理解することができて、楽しく聞かせて頂くことができました。 十二単も、見ているだけで勉強になりましたし、色使いや柄を生で見てすごく感動しました。 そして、袴も着させて頂けたし、着付けも教えてもらえたので、楽しく学べすごく貴重な体験ができて本当に嬉しかったです。 なかなか着物を着る機会もなく疎遠になっていましたが、今回体験させていただけたことで前より一層私達の民族衣装に興味が沸きました。 本当にありがとうございました。
高橋 龍美様
十二単の着付け方順序を、説明と並行して教えて下さいました。 単は肌着的なものであり、そこからとても美しい五衣(いつつぎぬ)の重ねていく美しさを学びました。モデルの人は、腕を通していく事が徐々に困難で重いと感じると言っていた事と、当時はもっとたくさん重ねていました。というお話を聞いて、本当に驚きました。そして一枚一枚と重ねていくのですが、紐はきつくしばり、次からの重ね時にも同様を繰り返して下の紐を抜くという作業を拝見しました。昔の時代の着方の知恵だと思いました。 また、今度はみんなで先生方が丁寧に教えて下さった着物を着させて頂き、次回一人で着るには練習が必要であると感じました。一人一人の柄が違い、十人十色な個々の雰囲気が出て、記念撮影が出来たことを嬉しく思いっています。 十二単のモデルの人の事を“おかた”と呼び、高倉流の流派、山科流がある事も知る事ができました。 本日は私達の為にたくさんの事を教えて下さり、本当にありがとうございました。 いつまでも忘れないで、本当の重ねの色を楽しめる人になりたいです。