日本文化普及協会の行っている、文化交流・文化活動についてご報告いたします。
平成24年1月21日(土) 京都の今宮神社にて『きもの供養』が行こなわれました。
一条天皇の御世、平安以前より疫神を祀るこの地に疫病を鎮めるお社として創祀され、新たな社との名である「今宮」と号されました。健康長寿の社、そして『西陣の氏神』さまとして人々の崇敬を集めています。
厳かな空気の中、宮司の佐々木様より祝詞奏上のうえお祓いをして頂きました。
奈良教室より 金山智子様、児玉郁子様、濱田佳代様
枚方教室より 上床豊子様 松野美花子様 森田アキ子様
橿原教室より 奥村友紀様
京都校より 福原様、篠沢奈央子様
以上9名の皆様方、小雨の降る中ご協力ありがとうございました。
着付けを習い始めてもう2年が経とうとしていて、振袖のモデルをするのも3度目でした。しかし今回は今宮神社の拝殿の中ということもあり、厳かなその雰囲気にいつもより少し背筋が伸びる思いでした。
そんな中で十二単の着装も初めて間近で見ることができ、まだまだ勉強することはたくさんあるなぁーと感心しました。 いつか私も神社の結婚式などで着付けのお手伝いをすることができるように、まだまだ道のりは長いですががんばりたいと思います。
処分できずに手元にあった着物。京都の今宮神社で供養して頂くことになり1月21日寒い小雨の中、宮司さんのご祈祷が終わり、私の気持ちもすっきり。
その後、境内で厳かに「十二単のお服上げ」が始まり・・・振袖、訪問着の帯結びのお披露目などもあり、供養に貢献できたと思います。帰り道、美味しいあつあつの 「あぶり餅」も食べられて良かったです。
帰り道に神社東門をでた参道にあり「あぶり餅」やさんであぶりたてのあぶり餅と温かいお茶を頂きました。
京都校講師 井田真希
いつも授業を担当させていただいている生徒さん2名をモデルに、振袖の着付けをさせていただきました。今宮神社という歴史のある場所での披露は少し緊張しましたが、境内にある織姫社は織物の神様ということで、帯結びが上達するようにとの願いを込めたつもりです。
あいにくのお天気でしたが、十二単の着付けもすばらしく、貴重な体験をした一日となりました。より一層の技術向上のため、今後とも日々のお稽古に精進していきたいです。