2012年4月21日(土) 認定授与式・懇親パーティー
  

平成24年4月21日(土)、【太閤園】にて第29回認定式及び懇親パーティーが執り行われました。


認定授与式・懇親パーティー
お楽しみショー① 奈良教室
お楽しみショー② 公家の女房姿、武家の女房姿、白拍子
看板取得者による振袖着付け・創作帯結び披露

受付風景

認定授与式

式典風景
許状看板取得の方々18名

和装着装士取得の方々8名
教授取得の方々8名
きものコンサルタント認定取得の方々7名


○3級認定 11名 ○2級認定 16名 ○1級認定 14名
○助教授2級 5名 ○助教授1級 1名

以上88名の方々が認定を受けられました。

生徒代表謝辞

奈良県くらし創造部 青少年生涯学習課 課長 古市秀俊様よりご祝辞を頂きました。

ご来賓代表のご挨拶

橿原教室 石川由賀様

木々の若葉が柔らかな陽を受けきらきらと輝き、次々と咲く花に心浮き立つ頃となりました。
本日は私達のために盛大な修了式を開催して下さいまして、誠にありがとうございます。
振り返れば3年前、自身で着物が着られるように、また、当時間もなく成人式を迎える娘に自分の手で振袖を着せたいという思いから、橿原教室に入学させて頂きました。初級、中級、上級と進むうち、着付けを通じて日本文化が時代とともに創り出した民族衣装の奥深さにますます興味を持つようになりました。振袖専科を経てプロ技術養成科を無事終了させて頂きましたのも、先生方の温かいご指導のお陰だと深く感謝しています。
これからも着物の装いを通じて、楽しみながら伝統文化の風習、しきたりなどを幅広く、深く学んでいきたいと思っております。
日本の心を象徴する着物を一人でも多くの方に愛して着て頂きたいという協会の主旨に少しでも添えますよう、更に勉強を続け、日本の着物文化を伝えていきたいと思います。今後とも先生のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。

懇親パーティー

パーティー風景
奈良教室による半幅帯のアレンジ

許状・看板取得者による振袖着装創作帯結び披露

阿倍野教室

「華」岡本栄美子様

気軽に始めた着付けで、本日、こうして娘に着付けが出来るようになり本当に嬉しく思います。これも厳しくもやさしい諸先生方のお陰です。本当にありがとうございました。振袖は結婚するまでの間だけのものです。娘には一番華やかな時を大切に、人生を歩んでほしいと思います。そんな願いを込めて、このように帯を結んでみました。

着付け:岡本栄美子様
モデル:岡本梨紗様

「銀河」金澤光様

「とりあえず、浴衣をきれいに着られるように」そんな軽い気持ちで始めた着付けのお稽古。それが今では、帯結びを創作し、こうして皆様の前で発表させて頂くまでとなりました。帯の形は小柄なモデルさんに合わせて高く作り、文庫の持つ可愛らしさの中にもシャープさが出るように、屏風折りで直線的なデザインを入れました。今日この日を迎えるまで、諸先生方には本当にお世話になり、感謝しております。そして、お稽古をご一緒させて頂いた生徒の皆さんにも、励ましと感謝を伝えたいと思います。どうもありがとうございました。

着付け:金澤光様
モデル:倉本直美様

「花乙女」田場川惠子様

着付けを勉強してみたいと思ったきっかけのひとつが、私自身の手で娘に振袖を着せてあげたいという願いでした。
今日は念願だった夢が叶い、この認定式という晴れの舞台で娘に振袖を着付け、創作帯を結ぶことが出来た事を母としても嬉しく思います。今回の帯を創作するにあたって、最も大切なポイントが小柄な娘の体型を生かして、重たくならずに、可愛らしくて軽やかな帯結びにするという事でした。文庫結びを基本に、ふんわり優しくて可憐な印象になるように、羽根の上に左右小さく花のようなフリルをのせてみました。少し動きが出るように左右の羽根の長さを少し変えてアシンメトリーにしてみたことも今回の創作のポイントです。こうして今日、母として娘に振袖を着付けできたことが本当に幸せです。

着付け:田場川恵子様
モデル:田場川薫菜様

許状・看板取得者による振袖着装創作帯結び披露

枚方・外大前教室

「花扇」阿部幸枝様

今日このお披露目の舞台に立てているのも、振袖専科を枚方教室で、初級から上級までを長尾教室で着付けの基本からご指導頂いた先生方のお陰です。またお稽古をともに楽しく受けた仲間がいてくれたからと感謝しております。今日のモデルを快く引き受けて下さった藤井さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。帯結びは「花扇」と名付けました。モデルさんが細い方なので、体型補正が難しく、着物にひびかないように心がけました。着付けの楽しさ、日本文化のすばらしさを、改めて実感しております。これからの人生、着物を通し着付けの技術、文化を学んで私なりに生活の中に生かしていけたら幸せだと思っております。
ありがとうございました。

着付け:阿部幸枝様
モデル:藤井梢様

「夢々文庫」上床豊子様

帯結びの名前の由来は、“今この現実が夢のような事”から名付けました。自分で着物を着られるようになりたい、娘にも着せてあげたい。
そんなときに教室とご縁があり現在に至り、楽しく今日を迎えることになって、本当に夢のようでございます。色々な協会での行事などへの参加で、着物を着て外出する楽しみを感じることができてますます着物が好きになっています。今日披露させて頂いている振袖一式は教室で一緒の藤井さんにお借りしたものです。今は亡きご主人に娘の晴れ姿を一目見せてあげるために、20年ほど前にこしらえたとおっしゃる大切な着物私の娘、美穂に着させて頂きました。こうして今日、お披露目できるまでにこぎつけられたのも指導して頂いた先生方、色々と面倒を見て下さった先輩方、そして私の好きな事を続けさせてくれる家族にも、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも着付けを習い始めた頃の新鮮な気持ちを忘れること無く、もっと知識を習得し、技術も身につけていきたいと思います。

着付け:上床豊子 様
モデル:上床美穂 様

「凛」小松美揆様

私が着付けを習い始めたのは、3年前に勤務先の大阪へ引っ越してきたのがきっかけでした。以前から着付けを習ってみたいと思っており、幸運にも家のすぐ近くに着付け教室があるのを知って通い始めました。初級から許状看板を取るまで続けられたのは、ずっと丁寧にご指導して下さった先生のお陰です。ありがとうございました。
今日のモデルは同じ教室で着付けを習っている会社で同期の井上さんにお願いしました。私達の会社は9割以上が男性です。特に彼女の働く部署は男性ばかりで、女性はごく少数です。男性に負けずに“凛”として働く彼女を表して、シンプルで大胆な帯結びに仕上げました。

着付け:小松美揆様
モデル:井上由佳子様

「乙女文庫」高部奈生様

私が幼い頃大好きだった祖母は着物のお仕立ての仕事をしておりました。その横で切れ端をもらい大きな針目で何かを作る私の様子をいつも、目を細めてにっこり笑ってみていてくれました。
その祖母も亡くなって早30年、着物の知識が全くなかった私をこの教室に祖母が導いてくれたような気がします。その甲斐あって、ご丁寧にご指導下さる先生方や仲良くして下さるお仲間にも恵まれ、毎日楽しい時間を過ごさせて頂いています。今日この日を迎える事ができましたのも先生方のお陰と心から感謝しています。
ここに一緒に立たせて頂いているのは高校一年生の娘でございます。私が二十歳の時に着た振袖を着ています。

着付け:高部奈生様
モデル:高部留来様

許状・看板取得者による振袖着装創作帯結び披露

橿原教室/千里教室・兵庫エリア

「飛翔」北畠淳子様

輝ける未来へはばたいて欲しいという思いを込めて、飛び立つ鳥のイメージで帯結びを考えました。ひだや羽を立体的に作っていくのに苦労しました。

着付け:北畠淳子様
モデル:荒谷真帆様

「天使の舞」川内寿美様

着付け教室に通い、4年目で帯披露をさせて頂きました。今年数え年て13歳となる娘をモデルにし、十三参りに着ていく事が出来るように、今まで学んだ帯結びをもとに教室の先生と試行錯誤を重ね、華やかな帯が完成しました。普段は運動ばかりしている娘も、着物姿になると、凛とした表情になり、本人もとても喜んでいました。
このような晴れ舞台に親子で立つことができ、とても良い経験となりました。

着付け:川内寿美様
モデル:川内舞依様

「薔薇」吉丸文枝様

私は2年前まで海外生活をしておりました。その海外生活の中で、日本文化である着物の事を外国の方にうまく説明できなかった経験があり、日本人として大変恥ずかしい思いをしました。
「まず自分で着物が着られて、そしていつか外国の方にも日本文化である着物を着せてあげる事ができたら…」そう思い着付けを始めました。1年前に初級から始めて、今日、一緒に着付けを頑張ってきた仲間である木下ひとみさんにモデルになってもらい、この舞台に一緒に立てた事を大変嬉しく思っています。帯結びはちょうど桜が終わり薔薇の季節になる今、この時をイメージして結びました。

着付け:吉丸文枝様
モデル:木下ひとみ様

許状・看板取得者による振袖着装創作帯結び披露

奈良教室

「大阪城」石井千香子様

着付けを習おうと思ったきっかけは、自分で着物が着られる人は格好いいと思ったからです。最初は着付けの手順を覚えるのも大変でしたが、授業が進むにつれて自分で着られるようになり、他装や帯結びも出来るようになりました。今日の帯結びは、授業で習った文庫を基本にして羽根を縦に重ねてみました。太閤園にちなんで「大阪城」と名付けました。これからも着付けを通して、着物を着る楽しさを伝えていけたらと思います。

着付け:石井千香子様
モデル:児島未菜穂様

「ありがとうの気持ち」田川香織様

私は大学生だった頃から着物に憧れていましたが、なかなか時間が取れず、仕事を辞めてやっと習い始める事が出来ました。
初めて認定式に参加した時、創作帯の発表を見て「すごいなぁ、どうしてあんな事が出来るのだろう」と思いました。それから1年半が経ち、私もこうして発表する事が出来ました。今も喜びで心がいっぱいです。今回の創作帯には教えて下さった先生方や、一緒に学ぶことが出来た新大宮教室の仲間に向けてたくさんのありがとうを込めました。今年の4月から中学校の教師になりました。中学生に少しでも「日本文化」を伝えるお手伝いが出来ればいいなと思っています。

着付け:田川香織様
モデル:谷口沙紀様

「春風そよそよ」辻里香様

和裁を始めて丸2年が経ちました。学校で先生方によく言われる言葉があります。「見た目が肝心だから…」着付けを習っている時でも、必ず見た目が重視されます。しかし、どちらも中身がきちんと出来ていなければ見た目はきれいに見えません。
私自身も、中身を磨き、そこから見た目も磨いていけるようになりたいと思っています。今日の帯結びは、春風に誘われてひらひらと舞う蝶々を表してみました。これからも着物に深くかかわっていきたいと思っています。

着付け:辻里香様
モデル:高倉サキ様

「春の訪れ」出口あゆみ様より

着付け教室に入るまでは、自分で着物はもちろん、浴衣も着る事が出来ませんでした。そんな私が自分で着物が着られるようになって、他の人に着せてあげられるようにあったのも、我儘を聞いて下さった先生方や周りの方々のお陰だと感謝しています。ありがとうございました。創作帯結びは難しかったですが「立矢」に挑戦してみました。これからも、この経験を生かして頑張っていきたいと思っています。

着付け:出口あゆみ様
モデル:渡部朋子様

「桜吹雪」日並志津子様

学生の頃、自分で縫った浴衣を着て夏祭りにいこうと思ったのがきっかけで着付けを始めました。浴衣を着ると、次は着物も自分で着て出掛けたくなり、新大宮教室の門をたたきました。習えば習うほど、和装の奥深さに魅力を感じました。今日の帯結びは「桜吹雪」のような華やかなイメージにしてみました。モデルは私の影響で着物に興味を持ち出した姉にお願いしました。最後になりましたが、これまで丁寧にご指導して下さった先生方、ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。

着付け:日並志津子様
モデル:日並貴美子様

「華翔文庫」廣田真理様

たっぷりとした羽根の上に大振りの花を頂いた、ボリュームのある文庫結びに仕上げました。花の形を取り入れようと決めたものの、帯の長さの配分に苦心し、いきなり壁にぶつかりました。思い悩んでいたところ、先生がちょっとした工夫を助言して下さいました。それからは目の前が開けたようにアレンジが進みました。花のドレープに流れをつけ、小羽根をあしらって羽ばたくような動線に改良。
試行錯誤の末にようやく完成した自作第一号は「飛翔する花」という意味を込めて「華翔文庫」と名付けました。

着付け:廣田真理様
モデル:小関奈緒子様

「回想」森呤子様

「タンスに眠っている着物を着たい」という思いで新大宮教室に通わせて頂きました。諸先生方、仲間の皆さんのおかげで、今日の晴れの日を迎える事が出来ました。
娘が成人式に着た振袖をうん十年後に再び娘に着せることになり、帯結びに取り組んでいると遠い日の楽しかった出来事が蘇ってきます。色々な思いを込めて、今日の帯結びを作りました。

着付け:森呤子様
モデル:片山奈津子様

「二輪草」吉田容子様

娘の成人式に自分で振袖を着せられたら…。そんな軽い気持ちで始めた着付けでしたが、今年、娘は成人式を無事に迎える事が出来ました。その成人式でたくさんの友達に、華やかで素敵な着物だと褒めて頂いたようで、嬉しそうに帰ってきた姿を見て本当に習って良かったと思いました。実は、成人式に着た振袖は私の双子の妹が、自分で一生懸命働いて買った大切な着物を貸してくれた物で、今日は妹に感謝の気持ちを伝えたくて、この帯に「二輪草」と名付けました。これからも姉妹二人で仲良く助け合いながら、この帯の名のように素敵な花を咲かせていきたいと思います。

着付け:吉田容子様
モデル:吉田ケイコ様

お楽しみショー②

NHKの大河ドラマに出てくる公家の女房姿、武家の女房姿、白拍子


公家の女房姿、武家の女房姿、白拍子
ショー全体写真

枚方校支部長 友田久江先生より皆様へ


この度、許状看板をはじめ1級、2級、3級、助教授及び着装士のお免状を取得された皆さん本当におめでとうございます。
特に許状看板を手にされた皆さま、いよいよプロの道への第一歩ですね。当学院に入学されて2年足らずで今日を迎えられた事、とても素晴らしい事だと思います。
あらゆる日本文化は着物なしでは考えられません。そう思うと知らず知らずのうちに、私達はその日本文化の根っこの部分に携わっている事になります。誇らしい事です。もっともっと多くの方々に着物の美しさ・良さを実感して頂きたいと講師一同、日々頑張っております。普段はいま流行のファッションでいる事が多い講師陣ですが、着物を着ると間違いなく“大和撫子”に変身(?)しています。この世界は奥深いです。こんな素敵な文化を持っている日本に生まれた事を誇りに思いこれからも一緒に勉強してきましょう。